屋根の漆喰の劣化について
皆さんこんにちは!
大阪市の外壁塗装専門店ラディエントの中村です。
漆喰は、特に劣化が早い材料です。
そんな、漆喰の劣化によくあるパターンは2つあります。
1つ目は、漆喰が黒ずんでくるというパターンです。
外に出て屋根の棟や隅棟の漆喰を見てみると、なんとなく黒ずんでいることがあります。
中には黒くなりすぎて、漆喰があるのかどうかが分かりにくいこともあります。
これらの黒ずみは、漆喰に生えているカビやコケが原因です。
一度カビやコケが生えてしまうと漆喰の中に根を張り、
漆喰の表面についた雨水を、奥へと吸い上げてしまいます。
雨水を吸い上げた漆喰の劣化はさらに進み、
カビやコケを繁殖させるという悪循環になっていってしまいます。
2つ目は漆喰が剥がれてくることです。
漆喰が劣化しているパターンでは、屋根から漆喰が剥がれて、
庭先などで落ちている漆喰が見つかるというようなケースも多いです。
漆喰は、中にある葺き土(屋根の瓦を施工するときに使用する土。
瓦と下地、瓦と瓦を接着する時に使う)を
守るため、葺き土の表面に塗られています。
しかし、葺き土と漆喰はそれぞれ別の材料を使っているので、
劣化の進み具合によっては、簡単に剥がれてきてしまいます。
漆喰の黒ずみと剥がれは無関係ではありません。
漆喰の症状としては、
初期症状の①黒ずみ②カビやコケの発生③末期症状の剥がれ
というような順番で、それぞれの症状が次の症状を呼び込むようになっています。
なので、漆喰が剥がれ落ちているということは、棟の葺き土がむき出しの状態ということです。
葺き土は、漆喰よりも多くの水を吸ってしまいます。
これが悪循環となり、さらに屋根の中へ雨水の浸入を許してしまいます。
つまり漆喰の症状を放置し続けてしまうと、最悪のパターンとして、
雨漏りや屋根下地の腐り、傷みを引き起こします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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