遮熱塗料のメリット・デメリット
大阪市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。
皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの田淵です。
最近外壁塗装の塗料で流行っている遮熱塗料!今回はその遮熱塗料のメリット・デメリットについてご紹介していきます。
メリット
遮熱効果がある
最大のメリットは、やはり遮熱効果の高さです。太陽光の中でも、特に近赤外線と呼ばれる光を反射する機能を持ちます。近赤外線は、太陽光の約半分を占めており生物が暖かさを感じる光です。遮熱塗料は、この近赤外線を反射することで屋根や外壁に熱がこもるのを防ぎます。屋根や外壁の熱は室内にも伝導するため、遮熱することで室内温度の上昇を抑制する効果が期待できる点はメリットです。
節電効果がある
遮熱塗料のメリットの2つ目は、「節電・省エネにつながる」ということです。実は、夏の日中(14時頃)に一般家庭で消費する電力のうち、58%を占めるのがエアコンによる電力だと言われています。そして、このエアコンの稼働に伴い、CO2も多く排出されています。しかし、遮熱塗料で室温の上昇を抑えることで、エアコンの使用量を10%~20%ほど削減することができるのです。これは、電気代に換算すると、おおよそ1,000~2,000円/年くらいの効果と見積もることができます。(※延べ床面積30坪程度の一般住宅を想定)
「遮熱塗料が室温の上昇を抑えることで、冷房を使いすぎなくなり、間接的にCO2も減る」というのが、2つ目の遮熱塗料のメリットなのです。
ヒートアイランド現象を抑制できる
もうひとつの相乗効果としてヒートアイランド現象の抑制に期待できる点があげられます。近年、夏場では40度を超える気温が続くこともあり、エアコンなしでは生活できない環境になっています。人工排熱の放出が増えることでヒートアイランド現象が悪化し、さらに気温を上昇させるという悪循環が生まれています。遮熱塗料を使用することで室内温度の上昇を抑制することは、こうした環境を守る一端を担う効果にも期待が寄せられているのです。
※ヒートアイランド現象とは
ヒートアイランド現象とは都市の気温が周辺の郊外に比べて高くなる現象です。 地表面の人工化や人口排熱の増加などが原因となり引き起こされる熱環境問題として注目されています。 熱中症などの健康被害や、集中豪雨の増加、生態系への影響などが問題となっています。
塗膜の寿命が長い
さらに大きなメリットとして考えられるのは、耐用年数の長さです。通常の塗料の耐用年数は、種類にもよりますが5〜8年程度が目安とされています。遮熱塗料の耐用年数は、ほとんどが10年~20年です。一般の塗料と比べ1.5~2倍長く、塗装後の手間を考えてもメンテナンスのしやすい塗料となります。
屋根や外壁の寿命が長くなる
太陽光は劣化速度を早める影響があります。遮熱塗料は太陽光の光を反射するため、影響を受けにくく屋根や外壁の劣化を防ぐ役割も持っています。つまり屋根や外壁の寿命が長くなり、長期にわたってきれいな外観を保つことができる点はメリットといえるでしょう。
施工時に補助金の給付ができる場合がある
環境に良い建材なので国から補助金を受け取れる可能性がある点は大きなメリットといえます。遮熱塗料を使用することで省エネリフォームの対象となるため国や各自治体が用意している補助金や助成金の給付対象に当たる可能性が高くなります。しかし施工を行う前に申請や手続きなどやらないといけない事があるため、遮熱塗料の使用を検討している場合は助成金や補助金の対象にならないかを調べてみることをおすすめします。
助成金・補助金についてはこちらのブログをお読みください。大阪府助成金について、2つの助成金制度
デメリット
価格が高い
やはり性能が良い物は高くなってしまいます。遮熱塗料は、通常の塗料と違いたくさんの機能性が付加されているため価格が高額になる点はデメリットと言えます。塗装を行う場合には、塗料費用だけでなく足場の組み立て・解体費用、下地補修費用、下地費用など諸経費がプラスされます。
塗膜が汚れると遮熱効果が発揮しにくい
外壁や屋根の塗装は、家を保護する、外壁に貼ってるサイディングを守る、サイディングに機能性をプラスするという働きをします。つまり塗膜がはがれてしまうとサイディング材がむき出しの状態になるということです。そうなると付加された効果が発揮されなくなります。これは遮熱塗料も同様です。遮熱塗料の塗膜がはがれるとその部分の機能性が低下し効果が発揮されにくくなる点はデメリットです。そのため定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。
材料が扱いにくい
遮熱塗料は機能性が付加されているため、技術力の高い職人でなければ取り扱いが難しい塗料でもあります。遮熱塗料の採用を検討している場合には技術力の高い職人がいる業者を探す必要があります。とはいえ、自分の力だけでさまざまな口コミを探して業者を1社に絞ることはなかなか難しい作業です。
色によって効果の発揮の仕方が違う
遮熱塗料には豊富なカラーバリエーションが用意されています。ただ、塗料の色によっては効果に差が生じる可能性がある点には注意が必要です。たとえば、白、クリーム、ベージュ系は遮熱効果が高いとされています。反対に茶系、グレー、黒などは熱反射率が低くなり遮熱塗料の効果が低くなる可能性が高くなります。
遮熱塗料の特徴について解説してきました。費用が高額である分、採用すると決めた場合にはしっかりと効果が発揮できる状態で使用することが大切です。そのためにも信頼できる業者を見つけることが重要なポイントとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。ラディエントではご相談、お見積もり、現地調査全て無料です!!戸建ての他にもマンション、ビル、店舗にも幅広く対応しております。
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