塗装が劣化する原因って?
大阪市天王寺区の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある空堀通商店街の入り口に外壁塗装の専門のショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。
皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。
「築10年過ぎたので外壁にひび割れが入ってきた…。」「訪問販売の人に汚れを指摘されたけど、これって工事が必要なの?」外壁に発生しているトラブルを見たり言われたりすると、不安になってしまいますよね。建物を外部環境から守る役割をしているのが「外壁塗装」です。外壁塗装は紫外線・雨風など外部環境の影響を直に受けるため、建物の中でも最も劣化しやすい箇所であるといっても過言ではありません。外壁塗装の劣化によるトラブルは様々ですが、その劣化原因はそれぞれどこにあるのか、紹介していきます。一つでも該当する物があれば外壁の塗装する時期が近づいてきている、もしくはやらないといけない時期なので検討しておいてください。
外壁塗装の耐久切れ
外壁塗装の粉化(チョーキング)
あなたは「チョーキング」という言葉を聞いたことがありますか?私もこの言葉を聞いた時「チョークのことかな?」と思いましたが、あなたもそのイメージをされた場合は、そのまま残して頂きたいです。チョーキングとは外壁塗装に手で触れたときに、手のひらに白い粉が付着する現象のことを指し、白亜化現象とも呼ばれています。これは、外壁塗装に使用されている顔料がチョークのような粉状の物質へと変質し、消耗してしまうことから起こる現象。チョーキングの原因となってしまうのは、光や熱、紫外線、雨風など気候による影響が大きいです。外壁塗装が気候の影響を受け、劣化してしまうことはある程度仕方がないといえ、建物が立地されている土地の気候に合わせたり、劣化しずらい耐久性の高い「シリコン」「ラジカル」「フッ素」などの外壁塗料を選ぶことによってチョーキングを防止することが可能なことを覚えて頂くといいかもしれません。
温度変化による収縮と膨張の繰り返し
塗装のひび割れ
外壁塗装のひび割れは「クラック」と呼ばれ、塗装が劣化してしまっていることを見極める目安の一つになっています。このクラックと呼ばれるひび割れの大きな原因は「温度変化による体積収縮」。外壁塗装に使われる塗料や材は、湿度や温度によって体積が収縮・膨張したり、体積の移り変わりがひび割れの原因の一つになってしまいます。
年月が経つにつれて塗料が変質
外壁に塗られている塗料には、様々な特殊成分が含まれています。
- 顔料 :塗料の色を付けるため
- 樹脂材:品質そのものに影響する
- 添加剤:品質を長期間保たせる成分など
これらの含まれている成分が、年月が経つにつれて変質したり、外壁の劣化を速めてしまう「ラジカル」を発生させるので、1度塗った塗装はいずれ、必ず剥がれる運命…。塗料の変質も、外壁塗装を劣化される原因となっています。
経年劣化
シーリングのひび割れ・剥がれ・肉やせ(縮む)
シーリングが劣化する大きな原因は「紫外線」です。
シーリングとは、外壁塗装のすきまに対して、シーリング(コーキング材)と呼ばれている樹脂を注入しています。
通常のシーリング材は弾力があり建物の動きに合わせて伸縮する働きがあるのですが、紫外線はシーリング材に含まれる樹脂層を劣化させる働きがあり、樹脂層を破壊されたシーリング材は変質し、硬貨してしまう…。やがて劣化が進むと、シーリング材にひびが入り、最後には建物から剥がれてしまいます。シーリングは隙間を埋める効果があり、防水材としての働きもあるので、劣化した状態で放置してしまうと雨漏りなどのトラブルの原因にも。直接の原因は紫外線ですが、長年外部的な刺激を受け続けたり、年月分の劣化が溜まって不具合を起こす経年劣化が原因と言えます。
植物・細菌の付着
コケが付く
コケは、胞子が外壁に付着することが原因で繁殖します。コケは植物の一種であり、基本的に外壁でのコケの繁殖は都会では少ない傾向に見られます。田舎や自然の多い土地であったり、川が付近に流れていたりすると、コケの胞子が外壁に付着。また、日当たりの良い場所や湿度の低い場所ではコケは繁殖できません。そのため、外壁が劣化し水分を抱え込みやすい状態になっている場合、コケは繁殖しやすくなるといえ、小まめに撥水効能の高い外壁塗料を塗るなどして予防することが重要といえそうです。
カビが繁殖する
カビは菌子を飛ばして繁殖する生き物です。生態もコケと似ていることから、川や沼、池などが付近にある場合繁殖しやすい環境にあるといえます。しかし、カビの場合は湿度と水分さえあれば成長を続けることができるため都会の建物にも多くみられ、コケと違って有害な物質が多い場合も。カビ予防に効果的なのはつるつるとした外壁塗装を選ぶことで、菌が付着しにくくなり、繁殖予防に繋がります。
業者の施工不備
外壁塗装の状態が悪くなる原因は主に、自然環境が発生させるダメージと、時間の経過で発生する経年劣化ですが、もっと単純な原因があります。それが、塗装業者側の施工不備(手抜き工事)例えば、外壁塗装は基本的なルール通りに工程を進める工事ですが、そのルールが破られて塗装されている場合は、すぐにひび割れや剥がれが発生するんです…。
- 塗装前の洗浄を十分乾かさずに塗り替えを行った
- 品質の悪い塗料を使った
- メーカー指定以上に薄めて使った
- 下地処理を行わずに塗った
- 下塗りが不十分
- 塗りを雑に行った
- 塗料の乾燥時間を守らず塗り重ねた
など、施工に手抜きがあることで、外壁塗装の劣化は早まる。どれも悪質な業者が行う手口なので、このような業者が塗っている場合には、ご近所さんと同じ時期に建てられたお家であっても、あなただけ先に外壁塗装の剥がれが発生する可能性もあります。それだけ塗ってもらう業者さんの品質が大事になるので、必ず優良業者さんに塗り替えをお願いしてもらいたいです。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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