塗装時に使う工具紹介を紹介します!
大阪市天王寺区の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある空堀通商店街の入り口に外壁塗装の専門のショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。
皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。
外壁塗装には様々な工程がありそれぞれで様々な道具を使用します。
外壁を塗装する際に使うローラーやスプレー、下地処理ではワイヤーやブラシなど、養生ならマスキングテープなどを使います。ホームセンターや通販で1000円未満で購入できる簡単なものや業務用の物まであります。DIYを行う事があれば購入できるもの、出来ない事を考えて予算がどのくらいなのかを見ながら必要なものだけを購入し、実施するようにしてください。
最も使用する塗り道具ローラー
塗装を塗る時に一番よく使う物がローラーになります。ローラー以外にも刷毛やスプレーガンといったものがありますが、塗装全体の作業がローラーを利用した物ばかりです。外壁は基本的に平らなものなのでローラーで塗れる所はローラーで塗り細かな所は刷毛(はけ)を使って塗るというのが一般的な塗り方になりました。
- 羊毛ローラー(ウールローラー)
ローラーの中でもこの羊毛ローラー(ウールローラー)が使用頻度が高いものになります。羊毛のように柔らかな繊維で出来たローラーで、今現在ある模様をつぶさずにそのまま塗る事が出来ます。羊毛のように柔らかな繊維で出来たローラーで、今現在ある模様をつぶさずにそのまま塗る事が出来ます。また、塗膜を均一に塗りやすいです。また羊毛ローラーの中でも種類がありその説明を下の表になります。
- 砂骨ローラー(さこつローラー)
砂骨ローラーは空洞がたくさんあり、塗料を一度にたくさん吸い上げる事が出来るローラーになっています。たくさん吸い上げるという事は塗料を分厚く塗る事が出来ます。どろどろの年度が高い塗料を塗る時に使われるローラーなので羊毛ローラーと使い分けが必要です。
刷毛(はけ)で細かい所に塗装をする
ローラーで平らな部分を含めて大部分を塗装しますが、細かい部分に関しては、昔ながらの刷毛を使用します。刷毛の歴史は非常に古く、縄文時代から原型があったとまで言われます。外壁塗装でよく使われるのは平刷毛(ひらばけ)、筋交い刷毛(すじかいばけ)、寸胴刷毛(ずんどうばけ)、目地刷毛(めじばけ)、隅切り刷毛(すみきりばけ)などが使用されます。それぞれの特徴をまとめると以下の表のようになります。
以上の刷毛が主に外壁塗装にて使われる刷毛です。簡単に書いてしまいましたが、上記の種類の刷毛それぞれにさらに複数の種類があり、ベテラン職人はここから適切な刷毛を選んで塗装工事を行います。さらに、刷毛には使われる毛にもこだわって作られており、溶剤系塗料には獣毛、水性塗料には化学繊維が使われているのです。獣毛に関してさらに詳しく書いていくと、馬、羊、豚、ヤギなどの毛が使われてます。それぞれまとめると以下の通りとなります。
特に馬とヤギは体の場所によってそれぞれ違う特徴の毛が生えているため、様々な刷毛を作る事が出来ます。ちなみに羊毛刷毛というのもありますが、私たちの知っている羊とは違い、中国産のヤギの毛の事を羊毛刷毛と呼ぶようです。もちろんそれ以外にも動物の毛が使われている場合がありますが、外壁塗装用の刷毛の原料はおおむね上記の通りです。
スプレーガンによる吹き付け塗装
塗料を専用の容器に入れて噴出し外壁に塗布していく工法を吹き付け塗装と言います。きれいな塗装面が出来る事や、施工時間を短縮できる事などから非常に人気がある塗装方法だったのですが、今では使われなくなってきました。スプレーガンによる吹き付け塗装が利用されなくなった理由としては以下の事が上げられます。
- シンナーも混ぜて噴出するためシンナーの臭いが当たりに立ちこめてしまう。
- 塗膜(塗料で出来た保護膜)が薄くなってしまうのに塗料を大量に使ってしまう。
- まき散らされるので養生が非常に大変
- スプレーガンでしか出来なかった模様が出来るローラーが出来てきた
しかし、吹き付けでしか出来ないようなデザインもあるので、今でももちろん必要とされている施工方法なのです。スタッコ仕上げ、リシン仕上げ、吹き付けタイル仕上げなどはそれぞれスタッコガン、リシンガン、タイルガンなどの専用のスプレーガンで行う必要があります。
ちなみに環境省はこちらのページにある資料内で「噴霧塗装(吹き付け塗装)はもったいないことをしている。使えるものを半分以上捨てている」といっていて、スプレーガンでの塗装の見直しや、無駄が少ない塗装を推奨しています(環境省の資料は自動車塗装のものですが外壁塗装にも言えます)。
養生(ようじょう)に使う道具
スプレー、ローラーや刷毛を使って塗装を行いますが塗装を行わない、また塗ってはいけない場所などをあります。そういった場所は養生を行います。(塗らない場所を塗れないようにビニールやテープを使ってカバーする事)養生に使う工具を紹介します。
- マスキングテープ
マスキングテープは後からきちんと剥がせるテープで、柄入りのものが文房具として流行っていますね。外壁塗装でも貼って後から剥がすという事は変わらないのですが、外壁などの外のものにはるので、粘着力があった方が良いことと、後からきちんと剥がれる事が大事になってきます。DIYで失敗する事として、マスキングテープを百円均一などの安物にしてしまって、後から剥がそうと思うと接着剤だけ面に残ってべとべとになってしまうという事です。こういう事がないように、出来ればそこそこ品質が良いものを選ぶようにしてください。
- 養生シート
外壁塗装を行う時に、足場と一緒に組み立てて家の周りをぐるっと囲むシートは飛散防止シートといって、塗料が飛び散らないようにするものですが、ソフトメッシュシートとも呼びますし、これを養生シートと呼ぶ業者さんも居ます。
基本的には養生シートというものは、透明のビニールシートで、外壁を塗装する際に窓枠などを覆うように取り付けるものの事を指します。カッターやはさみで切らなくても手で切れてしまうノンカッタータイプというものが便利です。
- マスカー
マスカーは塗装などならではのアイディアグッズという感じで、マスキングテープと養生シートが一緒になったものです。シートを抑えながらテープで留めるという作業が必要ないので、DIYでも大いに活躍する道具と言えます。
ガムテープのような太さですが、貼り付けた後にビニールの部分だけ広げられるので、広範囲を簡単に養生できます。
- 車用バイク用養生カバー
車や、バイクを一台まるまる覆える大きなカバー製のカバーです。その家の物だけでなく近所の家の車にもしておくと塗料に関するトラブルが少なる済む事になります。
下地処理に使う道具
外壁塗装において非常に大事なのは今現在塗装されている旧塗膜をしっかりと落とすことです。高圧洗浄機でもしっかり落としますが、それ以外にも様々な道具を使って外壁や屋根の下地処理を行います。下地処理を行う道具を確認していきましょう。
- 皮スキ(かわすき)
金属製のヘラで、様々な事に使う万能道具です。DIYを行うのであれば、是非一つ購入しておきたいものの一つです。職人さんはこの皮スキを使っていろいろな事をやります。
・高圧洗浄で落としきれなかった外壁の剥がれや、剥離剤を使って浮かせた旧塗膜を金属部分でガリガリとそぎ落とす(ケレン作業と言います)。
・スレート屋根が塗料でくっついてしまったところをバリバリと剥がす(縁切り作業と言います)。
・塗料缶のふたがきっちりはまってしまっていたり、塗料で固まっている場合に空ける。
・塗料缶がふた式ではなく、缶切り方式だった場合、皮スキを使って缶切りのように缶を空ける。
- サンドペーパー
外壁塗装業界ではサンドペーパーと呼ぶことが多いですが、要は紙やすりの事です。ケレン作業や、目荒らし(塗料がよく付着するために表面をわざと傷つけること)、そして、玄関ドアなどものによっては仕上げに使う事もあります。
サンドペーパーは目の粗さによって分類されており、番号が決められています。数が小さいほど目が粗く、大きいほど細かくなります。
まとめ、DIYなら必要なもの
塗装工事で使う物は当たり前ですが塗料も必要になります。あとは先ほど紹介したローラーであったり皮スキであったりします。またDIYでお考えの方は、あまりおススメしませんが少しの補修であればハシゴや脚立なども必要になってきます。DIYは非常に危険という事と、道具に関してもたくさんあって適切な道具を選びづらく、効率が悪いという事で、出来る事なら業者さんにお願いする方向で考える事をおすすめいたします。
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最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。ラディエントではご相談、お見積もり、現地調査全て無料です!!戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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