外壁を定期的にメンテナンスをするメリットは？｜現場ブログ

外壁を定期的にメンテナンスをするメリットは？

2023.10.27 (Fri) 更新

大阪市天王寺区の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある空堀通商店街の入り口に外壁塗装の専門のショールームがあります！いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方！ぜひご参考になさってください。

皆さんこんにちは！ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。

外壁塗装が終わって安心している方いませんか？その気持ちはわかります。最初の3年～5年の間はほとんど気を付ける事はないと思います。しかし5年以降ならそろそろ外壁を考える時期、7年以降なら業者にメンテナンスを頼んでもいい時期に入っています。前回塗装した塗料が耐用年数が15年以上の物なら7年以降でも劣化はさほどしていないと思いますが耐用年数が10年物の塗料なら、外壁塗装を考えてもいい時期に入った事には間違いありません。その判断をするのが難しい場合、業者に定期メンテナンスをする事をおすすめします。塗装してくれた業者だった場合アフターフォロー点検などがあります。今回はその塗装工事が終わった後のメンテナンスの重要性をお伝えしてきます。

まず最初に塗料によって耐用年数というものがあります。それによって今後塗装をするタイミングが変わってくるので注意が必要です。

アクリル塗料：5〜7年
ウレタン塗料：7〜10年
シリコン塗料：10〜12年
フッ素塗料：15年〜18年
ラジカル塗料：12〜15年
無機系塗料：18〜20年
遮熱、断熱塗料：12〜15年

耐用年数の目安は上記になりますが、これはあくまでも目安となりますので建物形状や環境など諸条件によって劣化具合は変わってきます。建物によっては目安とされている耐用年数よりも早くに劣化の症状が出ることもあります。
代表的な劣化症状はこちらの【こんな症状が出たら外壁塗装して下さい！】をご覧ください。
劣化症状がはっきり分かったらすぐにメンテナンスや塗装工事が必要な事に気づく事が出来ますができればそのような症状になる前に塗装工事をする事が望ましいです。しかし微妙な劣化の変化なら素人の目ではわからない事が多くありますよね。屋根など危ないですし確認する事が難しいと思います。そしてそのまま気づかないままになっている可能性があります。そこで建物の変化を早期に発見できるのが定期点検です。定期的に訪問してプロのスタッフが建物の状態を見ますので、必要なメンテナンスや今後の工事スケジュールなど数年周期でアドバイスをもらえますので、工事後の建物の維持管理がしやすくなります。

定期点検のメリット

建物の劣化は専門知識を持っていることで判断ができる症状もあります。例えば外壁のクラックにはヘアークラックと構造クラックがあり、損傷の規模や深刻度が違います。本格的に工事が必要になる場合もありますし、1〜2時間ほどで補修ができてしまうこともあります。劣化が激しくでている場合はメンテナンスが必要とすぐに判断ができるかもしれませんが、それだけ建物が痛んでしまっているということです。できるだけ建物の劣化が進む前にメンテナンスをすることが望ましく、建物の変化はなるべく早くに気がつけることが重要です。工事後の定期点検があると建物の劣化も早期発見ができるため、工事規模も大きくなることはほとんどありません。軽微な劣化で対処することでメンテナンスコストを抑えることにもつながります。

建物の美観を長く保つことができる

定期的に点検をすると気がつきにくい変化も対処ができるため、性能の維持の他に建物の美観も保つことができます。建物が汚れていたり、塗装が色褪せていたりすると古い印象を与えてしまいますので、見栄えを保つこともとても大切です。美観を保持することが建物の性能を守ることにもつながるという相関関係がありますので、定期点検があることでこういったつながりを損なうことがありません。

今後のメンテナンスも安心できる

建物は定期的にメンテナンスが必要になりますが、劣化の進行具合やトータルコストなどを前もって想定して計画を立てておくことが大切です。塗装サイクルは塗料の耐用年数で判断ができ、15年保つ塗料の場合は15年周期に塗装をするスケジュールを立てることができます。その間に必要なメンテナンスも含めておくと工事回数が増えずに効率良く工事ができ、メンテナンスコストを抑えることにもつながります。定期点検があると今後のメンテナンスについてアドバイスをもらうことができますのでスケジュールも立てやすくなります。屋根と外壁はセットで行うことでコストの節約になります。