下地処理ってなに?
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皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。
外壁塗装の工程に「下地処理」と工程があります。外壁塗装の工程の中でも影の薄い存在かもしれませんが、実はものすごく重要な作業の一つ。塗装工事が終わったあとの仕上がりを見て、下地処理が丁寧に行われたかどうかがパッと分かるものではありません。
そのため手抜きで作業を行う業者がいるのも事実ですが、下地処理が丁寧に行われたかどうかによって耐久性に大きく関わってきます。下地処理の重要性と、処理が甘いことで起こり得る症状について詳しくご紹介します。
下地処理
流れ
下地処理は外壁の洗浄してからの作業になります。高圧洗浄で汚れやカビを落とすことで、塗料の密着度を高めることができます。高圧洗浄を終えて十分に乾燥させたら、今回のポイントとなる下地処理の工程。下地処理の種類など、作業の詳細は次の項目でご紹介します。下地処理を終えて養生作業を行ったら、下塗り・中塗り・上塗りの順番で塗装を行なっていきます。
下地処理の種類
- ケレン作業
外壁や付帯部分はさまざまな素材が使われていますが、金属部分はサビ、木材はカビが発生していることがあります。塗装を行う前にサビやカビ、古い塗膜などを手作業で除去することをケレン作業といいます。ワイヤーブラシ、研磨スポンジ、紙やすり、電動工具などを使用します。
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ケレン作業はどんな作業? - コーキング補修
日本の住宅の約8割は外壁にサイディングが使われています。サイディングはボードを繋ぎ合わせて使われており、ボードとボードの間には隙間を開けてコーキングというゴムのようなものが目地に埋められています。コーキングはボードのひび割れなどを防ぐ重要な役割がありますが、劣化が早いため、下地処理としてコーキングの補修が行われることもあります。コーキングの補修には、既存のコーキングを取り除いて新しいコーキング材を入れる「打ち替え」と、既存のコーキングの上から新しいコーキング材を充填する「増し打ち」の2種類があります。
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コーキングの増し打ちと打ち替えの違い - セメント補修
モルタルやセメントなどの外壁の場合は、劣化した箇所をハンマーなどで落として、上から新しくセメントを打って補修する作業が必要です。0.3mm以下のヘアークラックがある場合、ひび割れている部分にシーリング材を充填。0.3mm以上の構造クラックがある場合、電動工具で溝を作ってシーリング材を充填。補修をしないままにひび割れの上から塗装を行うと、塗料がひび割れに追随できず塗膜が破れてしまいます。
下地の重要性
下地処理の内容はご理解いただけたかと思いますが、なぜ下地処理が必要なのか。という事を次に説明していきます。
- 塗料の密着性を上げる
下地処理は塗料の密着度を高める役割があります。塗装と聞くと、外壁にそのまま塗料を塗れば良いではないかと思われるかもしれません。しかしそれだけでは塗料が外壁にうまく密着せず、すぐに剥がれたり浮いたりしてきます。パッと見ただけでは違いが分からないかもしれませんが、下地処理を行わないと表面がザラザラしたり凹凸ができたりと美観を損ねてしまいます。特にひび割れが起こっている場合は、補修せずに塗料を塗ってもすぐに塗膜が破けてしまうため意味がなくなってしまいます。せっかく高いお金を払って塗装してもらったにもかかわらず、満足のいく仕上がりにならないといったことのないようにしたいものです。 - 耐久性を上げる
外壁塗装には美観の維持はもちろん、機能性の維持や耐久性の向上といった目的もあります。下地処理を行って塗料の密着度を高めることで、機能性の維持や耐久性の向上につながります。塗料には耐用年数が決まっていますが、下地処理を行わなければ決められた耐用年数より早く劣化が進んでしまう可能性もあります。次の塗装までのサイクルが短くなると総合的な出費も大きくなってしまうため、耐久性はしっかり維持したいですよね。
下地が甘いと起こりうる現象
下地処理を行うことで、塗料の密着度を高めて、それによって耐久性も高まるということが分かりました。下地処理が甘いまま塗装を行うと、これから紹介する事が起こりうるかもしれません。
- 耐久性が低くなる
下地処理の重要性の一つとして、耐久性を高めることをご紹介しました。下地処理が甘いと耐久性が低くなってしまいます。劣化が進みやすく次の塗装までのサイクルが短くなってしまうため、下地処理は丁寧に行うことが大切です。 - ひび割れ
外壁材の種類にもよりますが、下地処理が甘いとひび割れが再発しやすくなります。下地処理でひび割れを補修していないと、ひび割れの上から塗料を塗ってもひびに追従して塗膜が破れてしまうためです。 - 塗膜の剥離や膨れ
汚れの除去が十分ではなかった場合、下地に塗料が密着せず、早い段階で塗膜の剥離や膨れが起こってしまいます。乾燥時間を守らなかった場合も剥離や膨れは起こってしまうため、起こりやすい症状の一つだといえます。 - サビ
金属のサビが残ったまま塗装を行うと、サビが再発してしまうことも。ケレンを十分に行ったり、防サビ材を塗布することで防止することができます。
まとめ
下地処理の種類や重要性、処理が甘いと起こり得ることをご紹介してきました。パッと見では分からないからこそ、業者の技術や信頼が問われる部分だといえます。美観の維持や耐久性の向上が目的の外壁塗装において、信頼できる業者を選ぶことが塗装成功の近道になります。
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