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雨漏りが起こりやすい場所part1


大阪市天王寺区の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある空堀通商店街の入り口に外壁塗装の専門のショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。

皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。

どこからか浸入してきた雨水が天井や外壁に雨染みを作ってしまった…。もし雨漏り発生箇所の修理・改善を行わずに、放置してしまえば確実に雨漏りが発生し、住んでいる家の耐久性に悪影響を与えたり、生活にストレスを与える可能性があります。
新築の場合、10年未満の雨漏りは瑕疵(欠陥)と定められ法律によってお家を建てた建築会社が瑕疵担保責任を負う事になっています。そういった雨漏りは一体なぜ起こるのでしょうか?またどのような場所で起こりやすいのでしょうか?どこから雨漏りがしているのかはっきりわからなければ心配になると思います。こちらでは雨漏りが発生する理由について箇所別に解説しています。雨漏りで悩む方たちの不安の一つでもある「雨漏りの原因」について2回に分けて解説していきます。

雨漏りは雨水が浸入してくる隙間があるから発生する

雨漏りは外で降った「雨」が、建物内部に浸入することで発生する事を言います。つまり水が浸入しなければ雨漏りは発生しません。侵入するという事は隙間がある、何かしらの劣化があると考えるのが無難でしょう。
劣化が経年劣化という事があるのでお分かりかと思いますが、「隙間」はなぜ生まれてしまうのでしょうか。
建物には雨漏りを防ぐための「防水」や「雨仕舞」がされていて、雨水が建物内部に浸入しないよう施工がされています。雨漏りが一番多くあるイメージの屋根ですが、スレート屋根の場合屋根の頂点には棟板金という板金という物があります。また窯業系サイディングという外壁であれば目地にはコーキングが充填され外壁内部への雨水の浸入を防いでいますし、バルコニーやベランダの床面には防水工事が施され、雨漏りを防いでくれています。このように雨漏りを防ぐための工夫が多くされていますが、雨漏りを防ぐ部材が経年劣化などにより「亀裂」や「浮き」、「剥がれ」、「割れ」といった不具合を起こすことで「隙間」が生まれ、雨漏りの原因となってしまうのです。

雨漏りはどこで起こりやすいのか?

最も雨漏りの原因となりやすい場所と言えば、屋根になります。雨が降れば確実に濡れる場所ですし、それだけ雨漏りリスクが高くなります。その中でも雨漏りがしやすい場所と言えば「屋根の棟」部分です。

棟部分からの雨漏り

「棟」とは屋根材が敷かれた面が重なる頂点部分を指します。面と面が重なる部分であり、隙間が必ず存在するわけですがスレート屋根や金属屋根であれば棟板金と呼ばれる板金部材が、瓦屋根であれば棟瓦が設置されています。それらが隙間をカバーし、雨水の浸入を防いでいるのですが、もともと隙間がある場所ですから棟板金が剥がれてしまったり、浮いてしまう、また瓦屋根の棟瓦であれば雨水の浸入を防いでいる漆喰が割れてしまった、剥がれてしまったといったような不具合が発生すれば途端に屋根内部への雨水の浸入が始まり、時間をかけてお住まいの構造部や室内を脅かすことになります。

天窓(トップライト)からの雨漏り

天窓(トップライト)も雨漏りが発生しやすい場所の一つです。天窓は屋根の下地である野地板に穴を設け、そこにはめ込むような形で設置されています。その周囲には受けた雨水を排水するための水切り板金が取り付けられており、雨漏りを防いでいますが板金であるが故に経年劣化によって錆の発生やそれが重症化すると板金に穴が空いてしまうという事で発展します。当然このような状態になれば雨水の浸入を防ぎようがありません。また板金の継ぎ目に充填されたコーキングが劣化することによる「コーキングの亀裂」や「剥がれ」、そして板金を固定しているビスが浮いてくることによる「ビス穴」も雨漏り原因になります。

屋根材の不具合からの雨漏り

屋根からの雨漏りというと例えば「瓦が外れてしまった?」「屋根材が割れたのかな?」など屋根材に何かしらの不具合があるのでは?と考える方が多いと思います。先に紹介した棟や天窓など様々な原因が考えられる屋根からの雨漏りですが、屋根材の不具合も雨漏り原因の一つとなり得ます。
瓦屋根、スレート屋根、金属屋根など屋根材の種類は様々ですが、屋根面にはそれぞれ屋根材が葺かれ、屋根を形成しています。これら屋根材は屋根の「一次防水」の役割を持ち、雨水の浸入を真っ先に防いでくれています。しかし「屋根材が剥がれた」「割れた」「ずれた」といった不具合が発生すれば形のない雨水はわずかな不具合箇所から遠慮なく浸水してきます。

破風・鼻隠しからの雨漏り

そもそも破風・鼻隠しってどこ?って思う方が多いと思います。
破風は「はふ」と読み、三角屋根(切り妻屋根)の妻側(横から見て三角部分)部分を指します。鼻隠しとは「はなかくし」と読み、屋根の軒先部分、雨樋が取り付けられている下地部分を指します。


屋根面と比較するとその面積は狭い箇所ではありますが、屋根同様、雨水が当たるということに違いはありません。破風は構造上直接雨風が当たりやすい場所にありますし、鼻隠しについては雨樋が設置されているため直接風雨が当たることは破風に比べると少ないですが、もし雨樋に詰まりがあり雨水がオーバーフロー(扱える量の最大値を超えていまう事)してしまうようなことがあれば集中的に雨水を浴びる形となります。
素材としては木材や窯業系建材が多く、塗装によって防水性を維持しているため塗膜が剥がれて色褪せが始まることで破風自体に雨水が染み込むようになり素材の劣化・腐食を進めることになります。雨水の吸水と乾燥を繰り返せば、素材が変形し反りや剥がれがといった不具合が隙間を生み、雨漏りへと発展していくこととなります。

陸屋根は雨漏りしやすいという事実

屋根には雨漏りがしやすい形状の屋根もあります。それは「陸屋根」です。


戸建てだけではなく屋上のあるビルやマンションなども陸屋根です。例えば太陽光発電システムなどの設備を置いたり、洗濯物干し場として活用したり、屋上庭園を楽しんだりと様々な用途に使用できるというメリットがある反面、他の形状の屋根と比較しても傾斜がないため「雨水に触れている時間が長くなる」「雨水がたまりやすい」といったデメリットが雨漏りを引き起こしてしまうことがあります。
また建物内部への雨水の浸入を防いでいる床面はウレタンやFRP、またシートなどの防水工事によって防水層が形成され、さらにトップコートによって防水層が保護されていますが紫外線や熱を浴びることによって経年劣化を放置してしまえば「亀裂」「ひび割れ」、「塗膜や防水シートの剥がれ」といった不具合を発生させます。陸屋根の防水や防水層によって守られているため防水層に不具合が起これば、すなわち雨漏りが始まってしまうことを意味します。トップコートは5年程度に一度、また防水層についてもそれぞれの防水工事の耐用年数に合わせたメンテナンスが必要です。

part1はここまでです。
次のブログ記事も同様に雨漏りの起こる箇所について説明していきます。よろしくお願い致します。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

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