タイルが浮いた時の補修方法って?
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皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。
所有している建物のタイルが剥落する事は少ないですがもしあったら怖いですね。もし落ちてしまってその時下に人などがいてたら大変な事になります。今回はタイルの浮きなぜ起きるのか、補修方法など説明していきます。
タイルが浮く理由
タイルが浮く理由はコンクリート構造物が貼り詰められたタイルやモルタルなどの外壁仕上げ材との間にできた隙間(浮き)の事を言います。またその浮き方にも種類があります。
- 下地浮き
下地浮きというのは、タイルを接着しているコンクリートが構造物から浮いている状態の事を言います。 - 陶片浮き
陶片浮きというのは、タイル自体は接着用のモルタルから剥離している状態の事を言います。
タイルはモルタルなどの外壁仕上げ材を介してコンクリート面に固定されているため通常は下地浮きになる事が多いのですが、まれにタイルとモルタルが剥離することがあります。下地浮きの場合、※エポキシ樹脂の注入や、※ピンニング工法によって剥離を修復するのが多いのですが、陶片浮きの場合タイルとモルタルの間にエポキシ樹脂を注入しずらいためタイルの張り替えが必要になります。
また下地浮きの場合でも浮き枚数が少ない場合エポキシ樹脂が注入しずらいため一番確実な補修を行える張り替えをおすすめしています。※は後ほど説明致します。(エポキシ樹脂、ピンニング工法)
タイル浮きの原因
タイル浮きの要因は通常の外壁と同じような理由が挙げられます。
- 経年劣化
日照によって膨張と縮小を繰り替える事で付着力が低下し発生します- 地震
これはタイルだけでなく普通の外壁も同じですが、地震などが起きるとひび割れが発生します。タイルも同じで揺れや歪みで外力から伝わる力で付着力が低下し浮いてきます。- 湿度
目地から吸水・乾燥によって膨張と縮小を繰り返すことで付着力が低下し発生します。- 施工不良
剥離剤が残留していたり、たたき不足(圧着不足)などが原因でタイル浮きが発生することがあります。- モルタルの質
質の悪いモルタルに接着したことで浮きが発生することがあります。
またモルタルの水分が蒸発し硬化不良になった場合や強度不足もタイル浮きの原因になります。- コンクリート構造物からの影響
コンクリート構造物にひび割れや劣化がしている場合タイルに割れや浮きが発生するケースがあります。コンクリート構造物がからの影響で浮きが生じている場合は危険度が高い状態ですので早めに専門家に診断、点検をしてもらう事をおすすめします。
タイル浮きの補修方法
タイル浮きの補修方法です。
- ※アンカーピンニング工法
浮きが発生している箇所にエポキシ樹脂などの接着剤を満遍なく充填し、補強用のステンレスピンを埋め込んで浮き部全体をアンカーピンと接着剤で固定させる工法です。接着剤とアンカーピン、二重の補強によってタイルの剥落を防ぎます。 - 張替え工法
比較的広範囲にわたって浮きの症状があり、打撃や揺れなどによって剥落する恐れがある場合に適用される工法です。 - 外壁複合改修構工法(ピンネット工法)
アンカーピンで固定し、ネットで補強することで剥落を防ぐ工法です。外壁全体を被覆するため発生している浮きだけでなく、潜在的な浮きの剥落を防止する効果も期待できます。なお、躯体コンクリートがひび割れている場合はコンクリートの内部に雨水が侵入しないよう早急な補修工事が必要となります。 - ※エポキシ樹脂注入工法
ひび割れしているコンクリートの内部にエポキシ樹脂を注入し防水処理を施す工法です。(0.1mm以下のひび割れには適していません)タイル表面にひび割れ跡が残ってしまうため美観は損なわれてしまいます。 - タイル除去Uカットシーリング工法
ひび割れしている部分のタイルと下地を撤去した後、シーリング材を充填し新しいタイルを張り付ける工法です。 タイルの在庫があれば既存のタイルとの差異は比較的少なくて済むのですが、経年劣化のタイルと新品のタイルとでは多少の差異は生じてしまう恐れがあります。
タイル浮きの調査方法
- 打音調査
打診棒や打診ハンマーを用いてタイルの浮き・剥離を検知する方法です。打音調査では精度の高い結果が得られると同時にひび割れや目地の確認、白華現象(エフロレッセンス)などの調査も行えるといったメリットもあります。
タイル浮きは音で分かる
打音調査は、打診棒でタイルを叩いた時の音で症状を診断します。タイルのみが浮いている場合、金属音に近い高い音が響くのに対して、モルタルとコンクリート構造物の間が浮いているような場合は、ボコっとした低音になります。 - 赤外線画像診断
赤外線サーモグラフィと呼ばれる赤外線カメラを用いた調査方法です。タイルが剥離している箇所には空気層ができるため、剥離していない箇所と比べると日射による熱上昇が大きくなるという性質を利用して調査を行います。
赤外線画像診断のメリットは、打音調査より費用を大幅に下げることができる点です。ビルなどの大きな建物の場合、打診棒による調査だと足場やゴンドラを設置しなければいけないため、どうしても費用が高くなってしまいます。
まとめ
外壁というのは常に日照や風雨に晒されているため最も劣化しやすく、劣化したタイルやモルタル等の剥落事故によって死傷事故に繋がってしまう恐れもあります。定期的に外壁診断を行うことによって事故を未然に防ぐことができますし、早期に劣化部分を補修・改修することによって建物の耐久性を伸ばすことができます。また、大掛かりな修繕工事になると改修費用も高額になってしまいますが、こまめに補修をしておくことで修繕費用を抑えることができます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。ラディエントではご相談、お見積もり、現地調査全て無料です!!戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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