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屋根板金の種類と劣化症状別修理方法を解説!

屋根工事豆知識

2024.04.12 (Fri) 更新


大阪市天王寺区の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある、からほり商店街の入り口に外壁塗装の専門のショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。

皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。

今回は「屋根板金の種類と劣化症状について」をお話ししていきます!

突然の訪問で屋根板金を指摘された!

よく訪問業者に指摘されるのが屋根板金です。屋根は遮るものがなにもありませんから、不具合も起こしやすいところ。屋根板金も例外ではありません。

しかし、突然訪問してきた業者に不具合を指摘されてもをそのまま鵜呑みにしてしまわないこと!そもそも屋根は高い場所にあり、下からではどうなっているかよく見えません。

棟板金が外れていたり、破損した部材が下に落ちていたりなどはっきりとわかる症状ではないかぎり、下から屋根の不具合を判断するのは難しいです。

もし、訪問業者から指摘を受けた場合は、焦らずに他の業者にも依頼して点検してもらいましょう。業者の中には嘘を言ったり、不安を煽ったりして、工事契約をさせようとする悪徳業者もいます。騙されないように、指摘を受けても冷静に対応しましょう。

屋根板金の種類

屋根板金は「棟板金」「水切り板金」「谷板金」があります。

屋根材の継ぎ目や外壁と接するところなどの隙間を塞いだり、屋根から流れてくる雨水が内部に流れてこないようにする雨仕舞の役割があります。

それでは各屋根板金についてご説明していきます。

棟板金

棟板金は屋根の棟木の位置に取り付けられている板金のことです。ここは屋根面が接するところで、継ぎ目から水が入ってしまうため、水の侵入を防ぐために棟板金が被せられています。

水切り板金

水切り板金は「ケラバ水切り」と「軒先水切り」「雨押え」の3つの部材があります。

ケラバとは切妻屋根の三角形にあたるところを指します。軒先は軒樋が取り付けられている水平に延びる屋根側面を指します。

ケラバ水切りと軒先水切りは、屋根から流れてくる雨水が内部に侵入してこないように防いでいます。

雨押えは屋根と外壁が接するところに取り付けられている水切り板金です。屋根と外壁の継ぎ目を塞ぎ、外壁から伝ってくる雨水の侵入を防ぎます。

谷板金

谷板金は屋根の谷にあたるところに取り付けられる屋根板金です。谷とは傾斜が低くなるところで屋根面が接している場所を指します。

ちょうどV字形状になっていて、ここに雨が溜まりやすい特徴があります。雨漏りも起きやすいため、状態には注意が必要です。

屋根板金の劣化症状と修理方法

屋根板金の種類と劣化症状別修理方法を解説!
屋根板金の修理は状態に応じて適切な修理が必要です。

ここでは劣化症状に合わせて修理方法をお伝えします。

釘が抜けていたら再打ち込みとシール処理

棟板金は貫板(最近では樹脂材などもあります)という下地材に釘を効かせて固定しています。屋根は太陽からの熱の影響も受けやすいため、収縮・膨張を繰り返し、釘が抜けることが起こります。

釘が抜けるまたは抜けかけていると、板金と釘のところに隙間ができ、雨水が内部に入りやすくなります。長期間雨水が入り続けると下地が腐食してしまうため、なるべく放置しないことが大切です。

修理方法は、釘を再打ち込みして棟板金を固定し、シーリングで隙間を塞ぎます。棟板金は2、3本継いで取り付けてありますので、ここの継ぎ目のシーリングも定期的に新しくしましょう。

棟板金のゆがみや外れは交換工事

屋根板金の中でも被害が起こりやすいのが棟板金です。ここは風にあおられやすく棟板金が飛ばされてしまうことも起きています。

棟板金が歪んでいたり、外れていたりする場合は、交換工事が必要です。

再利用すれば材料費がかからず、工事費を安く抑えられるかもしれませんが、経年劣化した棟板金は釘穴が広がっており、後々不具合を起こす可能性があります。

棟板金が歪んでいたり、外れていたりしていましたら、交換工事をおすすめします。

下地が腐食していたら交換工事

棟板金の下地が腐食している場合は、既存棟板金を外す必要があり、外す時に棟板金が歪んだり、傷つけたりしますので、再利用ではなく下地と一緒に棟板金も交換することになります。

一般的な下地材は貫板という木材を使っていますが、腐食しにくい防腐処理をした貫板や腐食しない樹脂材などがあります。

もともと屋根はダメージを蓄積しやすく、雨水も入りやすいですから、このタイミングで腐食しない樹脂材に交換するのがおすすめです。

板金のサビを防ぐ塗装工事

屋根板金は金属製なので、サビには注意しなければなりません。昔から使用されているトタン(亜鉛メッキ鋼板)は、メッキが摩耗するとサビが発生します。サビは鉄を朽ちさせて穴を開けてしまいます。

サビの発生を防ぐには定期的に塗装が必要です。塗装のタイミングは、屋根塗装と一緒がおすすめです。

現在主流のガルバリウム鋼板は錆びにくく、耐久性に優れていますので、もしトタンの屋根板金でしたらガルバリウム鋼板に交換するのもおすすめです。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。

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