浸透性塗料と造膜塗料の違いってなに?
2024.05.23 (Thu) 更新
大阪市天王寺区の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある、からほり商店街の入り口に外壁塗装の専門のショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。
皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。
今回は、浸透性塗料と造膜塗料の違いについて解説させていただきます!
浸透性塗料と造膜塗料の違い
ここからは、浸透性塗料と造膜塗料の違いを解説します。
浸透性塗料は、防カビや防腐に効果的な薬剤を含む塗料で、部材の内部に染み込ませることで、内側から部材が傷むのを防ぐものです。
一方の造膜塗料は、部材の表面に塗膜を張って保護する塗料です。部材の表面から保護するので、浸透性塗料よりも耐久性能に優れていますが、ベタ塗りになるので、木材の木目や部材の風合いなどは失われます。
耐久性などの機能性を考慮するならば造膜塗料がおすすめですが、部材の風合いを活かすのであれば浸透性塗料がおすすめです。
部材に傷や破損がある場合は、パテなどで補修したあとに塗装します。この場合、浸透性塗料では補修箇所をカバーできないため、造膜塗料を使うほうがおすすめです。
艶や光沢感のある造膜塗料
木材は、水分が天敵といっても過言ではないくらいに水分の影響を大きく受けます。含まれる水分量によって伸縮をくり返し、水分が多すぎると劣化を進めます。
木材の木目や部材の質感を気にしない場合や、色を変えて一新したい場合は、ツヤや光沢感のある造膜塗料がおすすめです。木材の表面に塗膜を作って、水分や汚れの浸入を防いでくれるので、木材が長持ちします。
また、木材が大きく破損している場合は、傷や補修箇所を隠せるメリットもあります。
木材は常に水分の影響を受け、伸縮しているため、造膜塗料も伸縮性のあるものがおすすめです。
造膜塗料は、木目や質感をつぶしてしまうのが一般的ですが、木目を活かせる透明塗料もあるのでチェックしてみてください。
撥水性や防カビ性の高い浸透性塗料
浸透性塗料には、木材を保護する目的で撥水性や防カビ性の高い薬剤が含まれます。造膜塗料と違い、木材のなかに浸透し保護するため、木目や質感を維持するのに適した塗料です。
木材は劣化が進むと、ひび割れなどが発生しますが、浸透性塗料で定期的にメンテナンスすることで、木材の劣化を軽減できます。
しかし、劣化が進みひび割れや破損が生じた場合は、そこから水が浸透していきます。極端に劣化したり隠したい汚れなどがある場合は、造膜塗料のほうがおすすめです。
木材本来の美しさを保つためには、本格的な劣化が進む前に、浸透性塗料をこまめに施していくことが重要です。
メンテナンス性はどちらが良いの?
メンテナンス性はどちらが良いのかについて解説します。
造膜塗料のほうが、耐久性が高く、塗り直しまでの期間が長いので、浸透性塗料よりもメンテナンス回数を減らせるのがメリットです。塗装工事には、必ず足場の設置が必要になるため、メンテナンス回数が少なければ費用も減らせます。
サイディングや金属製に比べて、木材は伸縮が大きいため、伸縮性の高い塗料を使用しないと、塗膜がよれたりはがれたりする可能性があります。
木材に塗料を施す際は、表面の下処理が必要です。どちらの塗料も、塗装する前の下処理が必要ですが、造膜塗料の場合は、塗料を塗る前に下地材を塗り、塗料は2回重ね塗りをします。
作業性を考えると浸透性塗料のほうが手間はかかりません。しかし、全体的なメンテナンス性を考えると造膜塗料のほうが適しているといえます。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
※お電話での受付もお待ちしております!!
おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.1を獲得しました!!
フリーダイヤル:0120-640-017
電話受付 9:00~21:00
足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら