外壁塗装でよく聞く光触媒って何?
2024.07.28 (Sun) 更新
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光触媒ってなに?
期待の新種と呼ばれる光触媒では、原料の「酸化チタン」が関係する効果に着目してみましょう。
セルフクリーニングをはじめ3つの効果が自慢
光触媒は、「セルフクリーニング効果、遮熱効果、空気清浄効果」の3つが主な特徴といわれています。その理由は、原料の酸化チタン(白色)に関係しています。
酸化チタンの特性として知られるのが「超親水性」です。親水性とは水と物質とのなじみやすさのこと。ガラスなどに水が付着すると水滴を作りますが、親水性が非常に高いと、その水が水滴にならずに薄く膜が広がります。このことを超親水性といいます。酸化チタンは日光などの光を浴びることにより親水性が超親水性に変化するため、塗料部分に水膜ができることで静電気の発生を防ぎ、ちりやホコリが付着しにくくなるのです。
また、油や排煙(主に排気ガスなどの大気汚染)によりついた外壁の汚れは、酸化チタンにより作られる活性酸素の働きで分解されて再び浮かび上がり、雨と一緒に洗い流されます。これが光触媒のセルフクリーニング効果であり、防汚性が非常に優れているといわれる所以なのです。
そのほか、光触媒には、赤外線を反射することで外壁に熱を蓄積させない遮熱効果を持ったものや、活性酸素が空気中の窒素化合物を酸化して空中除去する清浄機能を持つような塗料も開発されています。
外壁塗装における光触媒の実用性
さまざまな効果を持つ光触媒ですが、実用性となるとやや物足りなさは否めません。これも新種ならではの宿命なのでしょうか。
乾きにくい、手間がかかる、ひび割れしやすい
前述したことをうのみにすると光触媒塗料は優れた塗料のように感じますが、あくまで「光触媒を前提にしたうえ」でいわれていることです。光触媒は塗料のために開発されたものではなく、研究のプロセスに過ぎません。よって、塗料としての実用性では課題があるのも現実です。まず、光触媒塗料は紫外線や水と反応することを想定していますが、建物同士が隣接する場所では日光・雨が当たらないところでは意味がなくなってしまいます。次に、酸化チタンを塗膜に平均的に散りばめないと効果が期待できないのですが、非常に小さな粒子のため均等にできていることを確かめることができません。、その為、均等に塗布できる施工技術の開発が必要なのですが、現時点で一般的には実用化されていません。そのため、塗料としてはしっかりした機能を持った塗料として製品化できていますが、実際に施工した後の塗膜にその機能が発揮できているかという点が不透明なのが現状です。しかし開発コストがかかることもあり、シリコン系塗料などの主流と比べて塗料価格が高く、施工費用も割高傾向にあるといわれています。ちなみに、外壁塗装時の相場価格は、主流と呼ばれるシリコン系塗料に1.5倍ほど上乗せするそうです。広く普及するには時間がかかるかもしれませんね。
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