外壁材のタイルの基礎知識を紹介!
大阪市天王寺区の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。
皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。
新築購入の時に「外壁タイルはメンテナンスフリーだからコストメンテナンスが大変良いですよ!」と言われ購入した方いませんか?あれから5年、10年、同じ時期に新築したご近所さんで外壁塗装をされる方も増えてきます。「タイルには外壁塗装は不要と言われたけど本当かな・・・」「10年も経ったら外壁に汚れが目立ってきた・・・」と、メンテナンスフリーと言われたけど本当はメンテナンスがいるのではないか?など心配があると思います。答えを最初にお伝えすると外壁タイルであっても10年に一度はメンテナンスをしなければいけません。
ではなぜ外壁タイルがメンテナンスフリーと言われるのか?またタイルの特徴、そしてメンテナンス方法までご紹介いたします。
それではさっそく、外壁タイルの長所と、外壁で使う場合のデメリットをご紹介します。
メリット
1. 傷が付きにくい
2. 意匠性が高くオシャレ
3. 維持管理費用が低い
タイルは粘度を高温で焼き固めた薄い板状の建材で、耐久性や耐摩耗性が優れています。表面は石のように硬く、傷が付きにくいです。意匠性も高く、色彩・形状・テクスチャ―(質感)はどれもバリエーションに富んでいます。見た目も特徴があり下記に書いてあるような見栄えが期待出来ます。またタイルを模したサイディングとは一味違った印象を与えます。
- 重厚感がある
- 高級感がある
- 陰影が美しい
- 風合いがよい
似たような意匠のサイディングと比べると、やはり見た目が全然違います。また、タイルは無機質なので劣化しにくく、外壁の劣化となる紫外線や風雨にとても強いです。ですから、他の外壁材に比べて維持管理費用が低くなる傾向があります。その理由があるためマンションの外壁でタイルが使われる最大の理由になっています。外壁にタイルを使うことでランニングコストが下がるうえ、長年資産価値を守ってくれます。
しかし良いことばかりではありません。タイル貼りの外壁はメンテナンスがいらない訳ではありません。次はデメリットについてです。
デメリット
1. 初期費用が高い
2. 外壁が重くなる
3. 凍害で割れることがある
タイルは他の外壁材に比べて高く、目安としてサイディングの倍ぐらいの費用がかかります。これが主な原因で、戸建てにおけるタイルのシェアは低いのが現状です。なお、外壁材の費用相場については、こちらの記事をご参照ください。タイルは重たい製品が多く、接着が不十分だと剥がれて脱落しやすいです。また、外壁が重くなることで、地震のときに横方向の力が加わりやすくなります。寒冷地では、凍害でタイルが割れてしまうことがあります。とくに水がかりのある場所では、寒冷地仕様のタイル以外は使わないほうが無難です。
他の外壁材の比較
タイルは、他の外壁材に比べても遜色ない素材です。むしろ、優秀と言っていいでしょう。唯一、初期費用(施工費)に難があるので、一戸建てではなかなか採用されません。ですが、メンテナンスコストが低く、定期的に塗装が必要なサイディングや塗り壁よりトータルではお得になるケースもあります。もし新築時の予算に余裕があるなら、外壁材の候補にタイルも入れてみてはいかがでしょうか。
外壁にタイルを使う時の注意点
外壁にタイルを採用するときの注意点を5つご紹介します。タイルを使うときは、以下に気を付けてください。
- 家の構造自体を頑丈にする
- 外壁用のタイルを選ぶ
- タイルに合った下地を選ぶ
- 適切な強度の接着剤を使う
- タイルを少し余分に発注してもらう
順番に、もう少し詳しく解説していきます。
家の構造自体を頑丈にする
家の構造が地震でしなったり変形したりすると、硬質のタイルは追従できず脱落しやすいです。タイルを採用するなら、構造が揺れて変形するのを抑える工夫が必要です。
外壁用のタイルを選ぶ
先述のとおり、寒冷地は凍害にも注意しましょう。「凍害」とはタイル素地に水が浸透し、凍ったときに膨張してタイルを損傷させる現象です。吸水率が高いタイルは凍害で割れやすいので、寒冷地では吸水率が低いタイルを選びましょう。
タイルに合った下地を選ぶ
タイルを貼る下地選びも重要で、下地は接着剤のつき方に影響します。重いタイルを使用する場合はリブ付き下地材を使用するなど、タイルに合わせて選びましょう。
適切な強度の接着剤を使う
接着剤は、使用するタイルの種類にあったものを選びましょう。タイルの重量に対して接着力が足りないと「浮き」や「剥がれ」の原因になります。
タイルを少し余分に発注してもらう
街中を歩いているとき、一部だけ微妙にタイルの色が違う外壁を観たことがありませんか?あれは、既存タイルと張り替えた部分のタイルの色味が違うことで起こります。同じ型番のタイルでも、製造ロットが変わると微妙に色も変わります。ですから、タイルは少し余分に発注してもらい、余りをメンテナンス用に取っておきましょう。使用したタイルが廃番商品になったり、色味が変わったりしたときに役立ちます。
外壁タイルのメンテナンス方法
最後に、外壁タイルのメンテナンス方法をご紹介します。そもそも、タイルはサイディングやモルタルのように塗り替えの必要がありません。ですから「メンテナンスフリー」と言われることがありますが、これがタイルそのものの話であって、タイル外壁は維持管理が必要です。タイルの主なメンテナンス項目と対処方法をあげてみましょう。
タイル外壁の一部が浮いている場合は、ビスとエポキシ樹脂(接着剤)で固定するピンニング工法(注入補修工法)を用いて補修します。浮きが著しい場合や面積が大きい場合、欠けやヒビ割れが生じている場合は、不良箇所のタイルを貼り替えます。貼り替えでは、先述のとおり周りのタイルと色味が変ってしまうことがあります。これを防ぐには、新築時のタイルを残しておくか、色合わせしたクローンタイルを作ってもらう方法があります。タイル張りの外壁も、サイディングのような目地があります。目地には3つの種類があり、うち2種類は定期的にコーキング(シーリング、目地充填材)の打ち換えが必要です。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。ラディエントではご相談、お見積もり、現地調査全て無料です!!戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
※お電話での受付もお待ちしております!!
おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.1を獲得しました!!
フリーダイヤル:0120-640-017
電話受付 9:00~21:00
足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら