土葺き工法はもう使われていないって知ってましたか?
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土葺き瓦屋根は災害に弱いの?
瓦の土葺きには利点もあり、一概に悪いものとは言えません。実際に土葺きで100年以上家を守り続ける屋根もあります。私たちが点検に伺う屋根でも、数十年前の土葺き屋根が今でもしっかりと残っていることは少なくありません。
しかし経年で土が劣化し痩せてくると雨漏りの危険性が高まり、瓦を固定する力も弱くなってきます。見た目はしっかりとして見える瓦屋根でも、瓦をめくってみると土がスカスカ、下地がぼろぼろで驚かされることもあります。そんな状態では台風や地震が心配ですよね。また、土を含む瓦屋根の総重量は大変重いため、耐震面から不安を抱える方も多くなりました。
屋根が軽いと、建物の重心が下がることになり、地震の揺れが軽減されると言われています。さらに元々重い屋根だったものを軽い屋根に葺き替えると、家の柱などへの負担も減るため、耐震性が上がります。
土葺きの瓦屋根は少なくとも30年以上は経っていると考えられますから、そろそろリフォームの時期です。大きな自然災害が多い昨今、対策のために屋根のリフォームをされる方も増えています。「うちの屋根は古いから…」とご心配な方は、軽量で丈夫な屋根に葺き替えましょう。
土葺きの構造
土葺き工法とは、土を使って屋根瓦を固定する工法のことです。湿式工法とも呼ばれており「つちぶき」「どぶき」と読まれることもあります。
屋根全面に土を敷き詰め、さらに重い屋根瓦を葺くため重量が増し建物が安定するというメリットがあると考えられています。
土葺きのメリットは建物の安定の他に「土には断熱効果がある」「雨漏りの際、土が雨水を吸収してくれる」などが挙げられ、大正時代から昭和初期まで屋根瓦工法の主流とされていました。しかし現在では、耐震性への影響を考慮し土葺き工法で施工することはありません。
土葺き工法はもう使われてない?
土葺き工法が施工されなくなったきっかけは、1923年(大正12年)に起きた関東大震災と言われています。関東大震災によって倒壊する家屋、瓦が落ちる家屋が多かったため、その後の復興時の建て替えでは関東地区で土葺きにする家はほとんどなくなりました。
しかし、地震の少なかった関西地区などでは、今でも土葺きの家が存在し、築50年以上の家屋は土葺きの可能性が高いといえます。
関西でも1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で倒壊した家屋の多くは土葺きの屋根であったことから、屋根の軽量化に関する法整備が進み土葺きの屋根は急速に減少していきました。
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